現生の爬虫類は細々と生き延びている感があるが、それでも熱帯や亜熱帯を中心に、南極大陸以外の全世界に分布する多様性をもつ。かつての大型恐竜には及ばないが、イリエワニ、アミメニシキヘビ、アナコンダなど体長10mに迫る種類もいる。
体表は鱗か甲板でおおわれ、4本の脚と尾をもつ。移動の際は4本の脚で前進するが、トカゲ類にはエリマキトカゲやバシリスクなど2本の後脚だけで走るものもいる。また恐竜にも2本の後脚だけで二足歩行・二足走行をするものがいたと考えられている。なお、ヘビや一部のトカゲは脚が退化していて、体をくねらせて移動する。
一生を通じ肺で呼吸するため、水から離れた乾燥地帯にも適応している。カメ、トカゲ、ヘビは乾燥した砂漠でも多くの種類がみられる。その一方ウミガメ、ウミヘビなど一生の大半を海ですごすものもいる。ただし水中で生活するものでも、呼吸は肺呼吸である。故に、たまに水面に上がって息継ぎをしなければならない。

